【レポート】TBBミートアップ#3 世界のビットコイン事情① メキシコ、ブラジル、南アフリカ編
日時:3月21日金曜日 19:00-21:30
会場:Tokyo Bitcoin Base 地下一階イベントスペース
✨東京・四谷の日本初のビットコインスペース Tokyo Bitcoin Base(T₿B)の定例ミートアップ✨を2025年3月も開催しました。今回も大学生グループが主催し、Z世代・女性・ビットコイン初心者にも参加しやすい内容となりました。
第3回目となる今回は海外ゲストを迎え、世界のビットコイン事情を紹介するシリーズ第1弾でした。
🌏 ゲストスピーカー
Bitcoin Cape Town Monthly Meetup@btc_capetown 🇿🇦
南アフリカ共和国のビットコイン事情をマックスさんに紹介してもらいました。ビットコインのムーブメントを起こしている企業は何十社もあり、ビットコイン循環経済圏が発展しつつあるのを感じているそうです。そうした中で、ビットコインの主な課題は3つあると感じているそうです。1つ目は、国民が不信感を抱いていること。2つ目は、詐欺として使われてしまっていること。3つ目は、送受信の課題です。国民が感じている抵抗感を払拭するためには、カンファレンスを開催することが必要だと考えているそうです。インターネットではなく、対面で理解してもらうのが良いとのことでした。現状では、国民は政府に対して不信感を抱いている部分があるし、インフラが十分に整っていない部分もあり、出稼ぎ労働者も多く、そのような環境にいたら、多くの国民がビットコインの価値に気付くのも時間の問題だろうと考えているそうです。そうなったら、ビットコインはいずれ普及するだろうとも思っているそうです。
ブラジルのビットコイン事情をアラタさんに紹介してもらいました。ブラジルではビットコイン決済アプリが普及したり、ビットコイントレジャリー企業が出現したりしているそうです。決済アプリの仕組みは、例えば、顧客側は支払いを法定通貨ですることができて、アプリ側がその通貨をビットコインに交換して、店側はビットコインで支払いを受けることができるという仕組みだそうです。日本の決済アプリの感覚で例えるなら、pay pay などのQRコード決済アプリを利用したら、客は日本円で代金を支払うけど、店はビットコインで受け取ることができるということですね。また『ストラテジー社』や日本の『メタプラネット社』のように、ビットコインを買う企業も現れたそうで、今後、他の企業も続々とビットコインを買っていく流れになっていくだろうとのことでした。
メキシコの島でビットコインの循環経済圏の構築を目指したプロジェクトをしているイサベラさんにその活動である『BTCISLA』を紹介してもらいました。ビットコインをお金として使えるようにするために教育活動を行っているそうです。島民の多くは金融リテラシーが低いそうで、例えば、銀行口座を持っていない島民が多かったり、貯蓄する文化がなかったり、お金をその日のうちに使い切ってしまう家庭も多いそうです。だけど、ビットコインのことを知ってもらったことで、例えば、病気や事故に備えてお金を貯めることの大切さを知ってもらえたそうです。島の子どもの多くは基礎学力が低く、また、インフラの整備も不十分であり、保守的な考え方の島民も多く、ビットコインは詐欺というイメージをもたれやすいのだそうです。落ち込むこともあるけれど、勉強会への以前の参加者が友達や家族を連れてまた参加してくれたり、オンラインで励ましの言葉をもらったりすると、また頑張ろうという気持ちになれるそうです。
イサベラさんが心がけている3つのことは『応援してくれる人はきっと現れる』から『自分の活動を発信し続け』そして『希望を持つこと』だそうです。
🍽️キッチンカー:ゲストにちなみメキシコ料理を用意していただきました(もちろんビットコインライトニング⚡️決済対応でした)







